本「モモ」、えんでないかい!



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新型コロナウィルス感染症の猛威が止まりません。
一刻も早い収束を願うばかかりです。
年度末の本日は、各金融機関は企業の資金繰りを支援するための
債務の条件変更・新規融資などでパニックのようです。
私も経営者として、3月上旬に各金融機関と相談し
既に借り換え等の手続きを終えてホッと一息ついております。
さてお金に関する問題は、現代において常に頭の痛いものです。
24時間お金のことを考えているといっても過言ではありません。
そこで以前から気になっていた本を読むことにしました。
ミヒャエル・エンデ著「モモ」です。
昨年話題になったMMT(現代貨幣理論)から
「お金とはなにか?」に興味を持つようになった私。

平和な日々が続いていたモモの世界に、「時間泥棒」が登場し、
一気に暗雲が垂れ込めます。
時間泥棒は、人々に時間の節約を求め、
余らせた時間を奪って「時間貯蓄銀行」に貯めていきます。
そして、それまで自分らしく生きていた人たちが、
時間に追われるあまり自分の姿を見失い、モモのもとを離れていきます。

私たちはお金を借りると金利を払わないといけません。
年間に2%の利息を支払う約束をすると
1年間に2%余計に働かないと返すことができません。
つまり2%もの時間が奪われることになるのです。

私自身も銀行から多額の融資を受けておりますので
金利と元金を毎月支払うために必死になって働いています。
お金を借りれば借りるほど、自分の時間がなくなるのです。

この「モモ」を読むと、自分の生活と重なります。
本来幸せになるために働いているのに
どんどん幸せから離れていく・・・

利息の付かないお金
逆に時間とともに価値の減るお金
地域通貨
MMT など

今回の新型コロナウィルス感染症により
経済の血液ともいえるお金が流れない状況をみて、
改めて「お金とはなにか?」を考えされられています。








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