日本のボースカウト発祥の地は、北上市和賀町藤根



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高橋峯次郎と農民兵士たちのお話です。
この本のなかに、ボーイスカウトのくだりがあるのでご紹介します。

明治四三年七月に結成した高峯の"少年眞友会"が、
三年後の大正二年七月に、スカウト訓練を取り入れた"藤根少年団"と改名した。
そして、二年後の大正四年一月十日に大日本少年団に
全国初の加盟団として高峯の藤根少年団が加盟した
日本ボーイスカウト岩手連盟記録)。
この間の事情について、ボーイスカウト岩手連盟の記録に
次のような分が載せられている。

故高橋峯次郎の実子(高橋友次郎氏)は言う。
藤根ボーイスカウトが日本で第二位に誕生したことになっていますが、
なんでも本当は第一位隊だったという話である。
父がボーイスカウトというすばらしい少年団活動のあることを
兵隊に行った時聞いて、帰ってから早速郷土出身の後藤新平さんに
照合して調べてもらったら、成程いいものだ。
日本がこれから世界的視野にたって生きていく若者を育てなければならん。
といって・・・。
ところが、藤根が第一位隊で東京が第二位隊では具合が悪いと、
後藤新平さんにたのまれて、藤根は第二位隊になったとか。
父はよくそのことを残念がって話していました。

この真偽については今は調べるすべがないと思うのであるが、
それにしても、当時、東北の一寒村に日本最初のボーイスカウトを
誕生させた高峯の気概や壮といわねばならない。

以上、ここまでが本からの抜粋になります。

もの好きな私は、過去に東京にあるボーイスカウト日本連盟に問い合わせしてみた。
「その当時まだ全国的な組織がなく、
日本各地でボーイスカウトが立ち上がったようです。
どこが一番という証拠がありません。
しかしながら、藤根少年隊と東京少年隊が
交流した事実は残っている。」との回答でした。
「その発足当時の資料があるのであれば是非教えて欲しい。」と続けます。
北上市和賀町藤根の平和記念館には、
ボーイスカウトの新聞記事などが沢山保存されている。
日本で唯一の資料かもしれない。

つまり最初に手を挙げた場所が、一番を名乗ってよいと考える。
日本のボースカウト発祥の地は、北上市和賀町藤根である!
           石川シュウジ


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