先延ばしするリスク



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4月20日は社内での研修会でした。
毎日目の前の仕事に追われている状況ですが
一旦手を止めて中長期に先を考える機会としました。

昨今お客様の口から言われる言葉を元にして
お客様のお困りごとを出すことから始めます。
そのお困りごとを解決するのが私たちの今後の役割になるからです。

弊社のお客様は50代から上の年代の方が多く
丁度子育てが終わるか、終盤にかかっている方
同時に親の介護をしているか、その入り口にかかっている方となります。
田舎の北上でも同居ではなく、親は実家に住み
子どもは別に家を新築して暮らしているお客様が多のです。

お客様の親世代から言われるのは
「この家も私が生きている間だけ維持できればよい」
「年金生活なので修繕はお金を掛けれないので最低限で!」
「子どもたちとは、この家をどうするのか相談したことがない」
「子どもの世話にはなりたくないので、この家に住み続けたい」
「でもどうすればいいのか分からない・・・」

お客様(50~60代)から言われるのが
「どうせこの家は親が生きているうちだけのものだ」
「できれば親と一緒に暮らせたらいいのだが、事情があってなかなかできない・・・」
「実家は大きいのでを壊すにもお金がかかるし、直すにもお金がかかる」
「まだ子どもが学生なのでお金がかかるので、実家の改修費を捻出できない」
「誰は実家を買ってくれないかな」
「でもどうすればいいのか分からない・・・」

会議の意見をまとめると、家族で将来この家をどうしたらよいのかを
話したことがない家族が多いことが見えてきました。

同居しているお客様は自分も暮らす家ですので関心はあります。
しかし別居してるお客様は、なかなか自分事としてまだ
考えたくないという意識が見え隠れします。

50代で自分もバリバリ仕事し、親も元気なうちは
住宅の将来のことは考えもしません。
しかし自分が定年を迎え、親も介護が必要になると
今度は将来のお金が心配になって住宅のことは後回しになります。

つまり元気な時も、病気や介護が必要となった時も
住宅は後回しになっています。

別居している家族にとって2つの住宅を持っていることは
倍のメンテナンス費用が掛かることになります。
誰もが将来については考えていると思います。
しかし、自分自身何となく年を重ね、最後はあの世に旅たつ位の
漠然としたものだと思います。

生きていくことにはリスクがあります。
そのリスクに対して対処もせず先延ばししている姿が
今回の会議から見えてきました。

ましてこのコロナ禍の時代となって
ますます思考停止している様が見えます。

まずはお客様のお悩みがあることを認識し
その問題解決のお役立ち方法を
絆すてーしょんとしてご提案することが
私たちの仕事であるという結論に達しました。

今後会議で出たヒントを具体化して参ります。

先延ばししても、何も良いことはありません。
人生は有限だからです。




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