展勝地公園内の一山園
小春日和の日曜日は、家の中にいるのはもったいなく近所をサイリング。
会社から国見橋を渡り展勝地の公園内を通過し、
珊瑚橋そして九年橋を渡る13㎞のコースとなりました。
展勝地公園内には一山園があります。
丁度今はイチョウの木が黄色く天にそびえていますのでひと際目立っております。
秋の陽に黄金色に輝いておりました。
大正10年、桜の名所・展勝地をつくる際、
沢藤幸治翁は当時総理大臣であった原敬から格別の援助を受けました。
その報恩のため、昭和37年秋に碑を設立し、この一角を原敬の俳号をとって
「一山園(いちざんえん)」と名付けたのです。
原の俳号一山(逸山)は、「白河以北一山百文」からとった話は有名です。
いつの時代も東北は、蔑まれてきました。大和朝廷から"蝦夷(えみし)"と呼ばれ、
朝廷に従うことをよしとせず権力にあらがい迎合しない
「まつろわぬ民」、「鬼」と恐れられた先人たち。
歴史を正史ではなく、逆史からみれば「鬼」は
愛すべきご先祖様に当たります。私たちは東北人としての
反骨精神を忘れてはなりませんね!
(休日としては、硬い話となりました)
石川シュウジ