ナガタ・ナガサキ
- 投稿日:2022年 1月11日
- テーマ:理念
この言葉は、古事記・日本書紀の原点になったと言われている
「秀真伝(ホツマツタエ)」という多くの謎に包まれた歴史書があり、
真偽は定かではありませんが、その中に書かれているものです。
「ナガタ」とは、「あ『な』た『が』『た』のしい」という生き方。
「あなたがたのしいと思って下さることが私の幸せです」
他の人の楽しみを思いやる生き方をすれば、こちらも不思議に栄えてくるという事です。
「ナガサキ」とは、「あ『な』たの幸せ『が』『先』」
何か私はお役に立てる事があればうれしいと思って行動することを意味します。
「あなたに喜んでもらうために、私は何をしてさしあげましょう」
と相手のことを気遣って生きることになります。
二つとも、「お先にどうぞ」と譲る精神。この歴史書の真偽はさておき、
このナガタ・ナガサキという生き方こそ幸せの原理で、
古代日本人が大切にした生き方だったようです。
これまで「私が先!」と生きてきた私にとって
一番足りないのが「お先にどうぞ」の譲る精神。
「ナガタ・ナガサキ」を実践することで、少しでも
その場をほっこりさせたいものです。
石川シュウジ