東京は既に通常の生活
- 投稿日:2022年 6月 4日
- テーマ:その他
新型コロナウィスル感染症は、全国的に罹患者の数が徐々に減ってきていますね。
このまま順調に減って、早く2年前の生活に戻りたいものですね。
先日6月2日、出張で東京に行き、岩手に戻ってくると
その空気感の違いに違和感を覚えます。
東京では皆マスクをしておりますが、何事もなかったように普通に生活しています。
飲食店も営業時間は短くても多くの人で賑わっています。
しかし岩手にいると、どこにいっても人がいません。
飲食店は閑古鳥を通り越し、閉店しているお店もあります。
他人との会話の中で、「東京に行った」とか「飲みに行った」などの
キーワードは禁句になっています。
怪訝そうな顔をされるのがオチだからです。
どうして岩手県民は、真面目にルールを守るのでしょうか?
ルールを守るだけなら良いのですが、勝手に厳しいルールを課し、
行動を律しているようです。
目に見えない空気に縛られているのは、今回のコロナ禍だからではありません。
岩手県の風土が創り上げた人間関係が大きな影響を与えていと考えます。
この見えない圧力を私は「ムラ意識」と呼んでいます。
ムラでははみ出る人間をムラ八分にして相手にしてくれません。
東京から帰ってきて北上駅に立つと、
この見えない圧力がいかに強いのかを、痛切に感じるものです。
石川シュウジ