スリランカの息子
- 投稿日:2023年 1月20日
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2019年2月、私は友人10名程ととスリランカを訪問しました。
目的は、スリランカに住む息子に会うためです。
息子といっても実の子ではありませんが、
ワールド・ビジョンを通じて支援している男の子に会うためです。
ワールド・ビジョンとは、キリスト教精神に基づいて
開発援助・緊急人道支援・アドボカシー(市民社会や政府への働きかけ)を
行っている国際NGOになります。
この活動のひとつにチャイルド・スポンサーシップという制度があり、
現地の子供を紹介し、その成長記録をスポンサーに届けながら見守る活動になります。
私にはモンゴルに一人、インドに一人、スポンサーとなっている子がいるのですが、
日本が今あるのはスリランカのジャヤワルナダさんのおかげであるという話を知ってから、
スリランカの子どもを一人支援することにしたのです。
いくらスポンサーになっても、基本子どもと直接会うことはできません。
ワールド・ビジョンの事務局を通し、間違いのない団体であることが認められ、
事務局の準備した会場でだけお会いできるのです。
理由は人身売買や金銭のトラブルもあり得るからです。
上の写真は、私たち一行を迎えた村で、子どもたちが歌と踊りを披露してくれた時のものです。
村あげての大歓迎に、私たち一行は驚くばかり。
まるで村祭りの日に訪問したのではないかと思う程の熱気です。
しかしなによりも驚いたのは、子どもたちの目の輝きです。
キラキラしたその目は好奇心の塊でした。
(つづく)
石川シュウジ