動機善なりや、私心なかりしか

  • 投稿日:2023年 9月12日
  • テーマ:理念


昨日は、映画「殿、利息でござる!」は、歴史家・磯田道史による評伝「無私の日本人」に収録されている一編「穀田屋十三郎」を映画化したものであることをお伝えした。

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 現代における「無私の日本人」といって私が思い浮かべるのは、京セラの創業者・故稲盛和夫氏さんになります。京セラのホームページに稲盛さんの言葉が残されています。

 大きな夢を描き、それを実現しようとするとき、「動機善なりや、私心なかりしか」ということを自らに問わなければなりません。自問自答して、自分の動機の善悪を判断するのです。

善とは、普遍的に良きことであり、普遍的とは誰から見てもそうだということです。自分の利益や都合、格好などというものでなく、自他ともにその動機が受け入れられるものでなければなりません。また、仕事を進めていく上では「私心なかりしか」という問いかけが必要です。自分の心、自己中心的な発想で仕事を進めていないかを点検しなければなりません。

動機が善であり、私心がなければ結果は問う必要はありません。必ず成功するのです。

 私には、つい目先の利益や自分のことだけに集中してしまう癖があります。そんな時、日本の先達のとった行動を学び、心を整える必要があるようです。

 何のために生きているのか?
 何のために仕事をしているのか?

 この問いを常に自問自答することですね。

  石川シュウジ


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