関東大震災100年
- 投稿日:2023年 9月 1日
- テーマ:その他
1923年の関東大震災から100年という節目に、改めて後藤新平の功績が見直されている。
岩手日報では、昨日と今日の社会面で後藤新平を取り上げているので、ご覧になってください。
後藤新平は、帝都復興院総裁に任命され復興計画を策定。当初原案の15億円から最終的には4億6,844万円にまで削減されたものの、当時の国家予算が14億円という規模と比較しても壮大なプランでした。
この後藤の復興プランは「大風呂敷」とも称され、立憲政友会や憲政会などの議会勢力や被災地大地主らの猛反発を受け縮小を余儀なくされたものでした。
後藤の代名詞ともなった「大風呂敷」ですが、後藤は思いつきで復興プランを出したものではありません。
台湾民政長官や南満州鉄道(満鉄)総裁の経験を経て、後藤には常に帝都東京のビジョンが頭にあったからに他なりません。
後藤は、元々医者のために最初に診察(調査・研究)をしてから処方(対策)を立てることが常でした。
つまり「大風呂敷」は単なるホラ話とは次元が違うものなのです。
後藤は、15年先が見えるので、世人の誤解や先輩の反対を受けると自分でも理解しており、次の歌を詠んでいます。
「遠眼鏡 一人で持てば 罪つくり」
後藤の戒名は「天真院殿祥山棲霞大居士」
まさしく天真爛漫な新平の人生そのものを表しているようですね。
今日は犠牲者に手を合わせて祈ります。 石川シュウジ
マーガリンは危険なのか?
- 投稿日:2023年 8月31日
- テーマ:その他
「トランス脂肪酸」を聞いたことがあるでしょうか。トランス脂肪酸を過剰に摂取した場合、
心臓病のリスクを高めることが指摘されており、アメリカではかなり厳密に使用を制限されています。
一方、実は日本での制限はアメリカほど厳しくなく、普通に売っているマーガリンは、
トランス脂肪酸を含む代表的な商品ですが、マーガリンは本当に危険なのでしょうか?
マーガリンの主原料は大豆油や菜種油、コーン油など、液状の植物油です。
その他、水や塩、香料、乳化剤などを加えて作ります。
この液状の油を使いやすい硬さにするために、これまで部分水素添加油脂が使われていました。
この過程で「トランス脂肪酸」が作られるのです。
今では、植物油脂のパーム油などが起源の新ブレンド油脂に置換えされ、トランス脂肪酸の低減が図られています。![]()
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日本の食品安全委員会は「トランス脂肪酸の摂取量について、
日本人の大多数が WHO の勧告(目標)基準であるエネルギー比1%未満であり、
通常の食生活では健康への影響は小さい」と発表しています。
現在、マーガリン10g当りに含まれるトランス脂肪酸の量は、約0.1gです。
ちなみにバターのトランス脂肪酸含量は、10g当り約0.2gとされていますので、
もはやバターよりもマーガリンの方が、トランス脂肪酸が少ないとも言えます。
現在流通しているマーガリンは安全なものです。
石川シュウジ
マーガリン誕生秘話
- 投稿日:2023年 8月30日
- テーマ:その他
マーガリンはバターと似ているのは、実はバターのピンチヒッターとして生まれたのです。
その誕生は1869年のフランス。日本では明治2年、戊辰戦争が終結し、
東京横浜間で電信が開通した年にあたります。
当時のフランスはナポレオン一世の甥、ナポレオン三世の治世でした。
折しも、隣国プロシアとの戦争でバターが大変欠乏し、困っていました。
そこでナポレオン三世がバターの代用品を懸賞募集したところ、見事に選ばれたのがメージュ・ムーリェという科学者が考案した、牛脂のやわらかい部分と牛乳を混ぜ、冷やし固めてバター様にしたものだったのです。
これが、マーガリンの原型です。ちなみに、マーガリンという名前は「真珠」を意味するギリシャ語「Margarite」に由来しているといいます。製造途中でできる脂の粒子が美しい真珠の粒のように見えたことからこの名前がついたそうです。
その後マーガリンは、ヨーロッパの国々さらにはアメリカへと、世界に広がっていきました。
日本に入ってきたのは、明治の中頃。誕生からそう長い年月は経っていませんね。
名前はマーガリンではなく「人造バター」と呼ばれていたようです(今も辞書を引くとそう出ています) 。
マーガリンはトランス脂肪酸を含んでおり、身体に悪いと言う風潮があります。
「人造バター」と言われると、益々身体に悪いイメージになります。
しかし今でもスーパーには沢山の種類のマーガリンが売られています。
それではなぜ身体に悪い商品を、消費者に販売しているのでしょうか?
少し調べてみますね。つづく
石川シュウジ
































