老台北を悼む



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悲しい知らせが届きました。
老台北(ラオタイペイ)こと蔡焜燦さん90歳が7月17日ご逝去された。
作家・司馬遼太郎の『台湾紀行』(『街道をゆく』シリーズ第40巻)の中で
老台北(ラオタイペイ)と紹介されていることは有名なお話しです。
大の親日家という範疇を超え、私たち日本人に胸を張りなさいと
日本精神(リップンチェンシン)を生涯貫いた方である。
蔡さんの信条は、台湾総督府で戦前、民政長官を務めた後藤新平の言葉でした。
「金を残して死ぬものは下だ。仕事を残して死ぬものは中だ。人を残して死ぬものは上だ」
日本精神とは「社会という『公』に尽くす心であり、蔡氏は1人でも多くの日本人や台湾人に、
私財をなげうって「公の精神」を伝えてきました。
蔡さんは数多くの「人」を残して、旅立って行きました。
後藤新平さんのお膝元に住む私たちは、忘れてはなりません。
日本人として祖国を誇りに思い、そして台湾人となってからも日本を愛し、
憂い、励まし続けた蔡氏のご冥福をお祈りします。
合掌



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