大人たちは何かを私たちに隠している
- 投稿日:2017年 7月20日
- テーマ:住まい
「未来の年表」の著者・河合雅司さんは、2015年首都圏の中学・高校生主催の討論会に
ゲストパネリストとして招かれたことがあった。
日本の未来についてお話した際にある女子中学生の言葉が脳裏に焼き付いていうという。
「大人たちは何かを私たちに隠している」
大学生の集まりで講義したところ、大学生からは
「大学の先生の説明とは全く違う話だった」と言われた。
このことから、若い世代になればなるほど、人口減少問題を
「自分たちの問題」として捉え、強い関心を持っていると河合氏は書いている。
中学・高校生や大学生はいずれ社会の中心で活躍する大人となっていく。
早く真実の情報に接するころで、日本の行く末や自分たちを待ちうける
社会にとう向き合えばよいのかを、自分の頭を使って考え始めることができる。
「どうせ私は年老いて死んでいく身」などと考えている人々に
この日本の舵取りを任せることはできない。
私は早速3人の息子にこの本を贈ることとする。
お盆に帰省した際に一緒に将来を考える共通言語とする。
これまで私たちが暮らしてきた世界とは全く異なる
世界でも誰も経験のしたことの世界を子ども達がどう生きるか。
学校では決して教えてくれない現実を知ることから全ては始まる。
国は私たち国民に何かを隠している。