住宅ストック循環型社会の背景

  • 投稿日:2017年 8月16日
  • テーマ:住まい


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総務省の統計によると平成25年の住宅ストック数は約5200万戸
それに占める空き家は約820万戸存在し、その数空き家率13.5%とも
年々増加傾向にある。
この空き家の増加は、スクラップアンドビルドの新築中心の住宅市場の成れの果てでもある。


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そこで国は新築中心から中古住宅流通・リフォーム市場規模拡大へと転換してきた。
ところが、木造の一戸建ての住宅の場合、築後20年から25年で市場価値がゼロと
なる日本特有の住宅評価方法があります。その影響で住宅所有者が適切な維持管理を行うという
インセンティブが働いてこなかったのです。
居住可能なものでも住宅ストックの質が高いとはいえないのが現状です。
消費者からみると中古住宅の室に対する不安もあり、
本格的な住宅ストック循環型社会の実現には課題が多く残る訳です。

国は中古住宅流通を促す市場の環境整備の一つとして
既存住宅インスペクション・ガイドラインを策定し消費者の
不安を解消しようとしているのです。
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