一人の百歩よりも百人の一歩

  • 投稿日:2017年 12月 3日
  • テーマ:理念

私が教えを乞う臥龍こと角田識之さんがよく使う言葉に「一人の百歩よりも百人の一歩」がある。
そこでこの言葉の出所を調べてみるが誰が最初かははっきりしない。
ある人の語録を見つけたので紹介します。

永守重信(日本電産創業者)語録集より
「会社経営の要諦はどこにあるのかといえば、一人の社員の百歩に頼るのではなく、百人の社員に一歩ずつ歩んでもらうという地道な前進をいかに継続させていくかにあると思っています。このポイントを読み誤っている経営者は少なくありません。優秀な成績をあげる社員、ずば抜けた能力を持った社員を大事にするあまり、一人の百歩よりも百人の一歩のほうがはるかに会社を強くすることを忘れてしまっているのです。だから会社はいつまでもその一人の社員に頼り、強くなることができないのです」

社長とは、組織をマネジメントする人のサポートや育成が仕事。
いつまで一人の百歩にたよっていては成長はないと言葉を噛みしめる。




コモディティ化されにくい人材

  • 投稿日:2017年 12月 2日
  • テーマ: / 理念

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この本の著者瀧本哲史氏は、人材の「コモディティ化」が進行すると警鐘を鳴らしている。
コモディティ化とは、市場に出回る商品が個性を失い、もはや差別化できない状態。商品の質が変わらないのだから、需要は安いものに集まるというわけだ。
この現象は人材にも起こる。つまり、個性がなければ人と人とを差別化するのは「価格」、つまり「賃金」でしかなくなってしまうのだ。結果、労働力が買い叩かれてしまうというのが、瀧本氏の考え方だ。
この本は2013年の出版であるが、なるほどと頷いてしまう。
世界のグローバル化が進むにつれて、人間のコモディティ化も避けられないという現実を見せつけられた。
今後AI化が進めば益々、人材のコモディティ化は加速する。
だからこそコモディティ化「されにくい」人材になる必要があると滝本氏は説く。

「変革者は、危機に陥っている分野に登場した新人であって、古いパラダイムで決定される世界観やルールにとらわれず、他のものを考えようということになりやすい」

これまでもイノベーションは「新人」をリーダーにしたチームで起こる。
新人というのは、新しい理想を掲げられる人である。
カリスマ性がなくともよく、欠陥だらけでも「突破力」があれば良い。

ゲームは変わった。良い学校に入って、良い会社に入れば安泰、というゲームではなくなったということだ。いま「生き残る」には、その人特有のスペシャリティが必要になる。それがリーダーシップだったり、実績に裏打ちされた職能だったりするわけだ。

さらに言えば、組織が「スペシャリティの集合体」になるには、異なるバックグラウンドを持つ「異質者」がたくさん集まらなければならない。安定し、普通を求めて活動する大企業が衰退するのは、組織が同質化し、イノベーションが起こらなくなるからだ。

さてたった4人の会社は、まずはそれぞれがスペシャリストでないと生き残れないということだね!



祖母の思い出

  • 投稿日:2017年 12月 1日
  • テーマ:その他

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12月1日は祖母の命日。今年で33回忌を迎える。
祖母と言えば信心深い人だったことを思いだす。
私たち兄弟が幼かったころ、毎日仏壇に手を合わせることを日課としたものである。
しかしそのお陰もあり私たち兄弟は「正信偈」や「仏説阿弥陀経」を唱えることができる。
門前の小僧習わぬお経を唱えるの言われ通りである。
我が家の本山は浄土真宗本願寺派(西本願寺)であり、そこに祖母の遺骨を分骨している。
正しくは大谷本廟という納骨堂に納めている。
亡くなった父も母も一緒に分骨しているので、京都に行く際は必ずお参りしてくることが恒例となっている。
仕事やプライベートの旅行でも京都に行く意味を自分の中で持っていることは有難いですね!
私も長男を連れて行ったこともあり、私や家族が亡くなったら分骨することも伝えてあります。
開祖親鸞聖人は、人生には「これ一つ果たさねばならない」という大事な目的があると言います。
それは現在、生きている今完成できる。だから早く完成しなさいよ、と教えられました。
この親鸞聖人の教えを「平生業成(へいせいごうじょ)」の教えというのです。
つまり私たちは人生に意味を問うのではなく、人生から問われているのです。



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