ヒートショック(その1)
- 投稿日:2017年 12月11日
- テーマ:ぺっこ暖
寒い冬は熱いお風呂につかり温まってそのままベッドに入りたいものですね!
ところで「ヒートショック」という言葉を知っていますか?
ヒートショックとは、家の中の急激な温度差がもたらす身体への悪影響のことです。
急激な温度変化により、血圧が大きく変動することで、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを起こすことがあります。
家庭内で高齢者が死亡する原因の4分の1を占めるのが「ヒートショック」です。
年間1万人以上(平成25年中の交通事故死 4,373人)が亡くなっております。
少なくとも交通事故の2倍の死亡数であり、大きな問題です。
浴槽内溺死の8割以上は高齢者であり、その最大の原因と考えられています。
日本に多い原因は、「熱い湯に首まで浸かる日本の入浴文化 」によるものと考えられています。
「ヒートショック」は建築業界では使われることが多くなってきましたが、まだまだ一般には知られておりません。
明日から少しその対策について考えてみたいと思います。