サンタさんは無敵将軍
- 投稿日:2017年 12月23日
- テーマ:その他
クリスマス近くになると思い出すことがあります。
1994年12月25日の朝、長男(当時4歳)が目覚めると枕元にはプレゼントが置いてありました。
包装をで開けてみると忍者戦隊カクレンジャーのロボット・無敵将軍があります。
当時テレビでは戦隊シリーズの一つとして男の子のは絶大な人気がありました。
長男は喜んでリビングに来て「サンタさんが来たよ!」と報告してくれます。
私たち親はその喜ぶ姿を見て幸せな気分に浸ったものです。
長男は同じロボットを既に持っており、毎日飽きずに遊んでいました。
合体させては分解し、また合体させることが面白かったようです。
ところが毎日遊ぶうちに合体する箇所がすり減り合体できなくなります。
更には部品が折れたり破損するところもでてきます。
次第にそのロボットでは遊ばないようになっていきます。
12月に入り息子がサンタさんへ欲しいものを手紙に書きます。
その中身を読むと「無敵将軍が欲しい」とあります。
私と妻は方々探しましたが、既に生産されておらずどこにもありません。
私は息子に既に作られていないものは、頼んでも無駄であることを遠回しに伝えますが
頑として「無敵将軍がいい!」と受け付けません。
妻と私は手を変え品を変え別なものへと誘導しますが聞き入れません。
途方にくれた私たちは会社で困った状況を話します。
(残すところクリスマスまで1週間を切っていました。)
一人の事務員さんが「それならば我が家にあります!」と一言。
翌日箱に入ったまま会社に持って来てくれました。
箱とロボットは少しくたびれていましたが、中身は全て揃っています。
その事務員の息子さんが遊んでいたものです。
妻と私はお礼を言って譲り受けることにしました。
包装紙とリボンを買って丁寧にラッピングしイブの日を待ちます。
子どもたちが寝静まった後にそっと枕元にプレゼントを置いたのです。
翌日の息子の喜びようはもの凄いもので、興奮状態でした。
長男「サンタさんは本当にすごい!作っていないのを知っていてわざわざボクのために探してくれた!」
「サンタさんは本当にいるんだなあ!」
かえって新品でなかったことが良かったようです。
その後長男は誰がなんと言おうと完全にサンタさんの存在を信じていたことは言うまでもありません。
私たち夫婦にとってはその事務員さんがサンタクロースに思えたものです。
































