「黄色い羽根」に無事故の願い
- 投稿日:2019年 4月15日
- テーマ:その他
ピカピカの一年生が小学校に通って約1週間が経ちましたね。
朝黄色い帽子をかぶった児童をみると
思わず車の速度を落として通り過ぎる自分がいます。
安全運転で子どもの命を守りましょう!
さて交通安全週間に配布される「黄色い羽根」発祥の地は北上市になります。
東北本線 村崎野駅から 北に2.5km。
北上市から 国道4号を北上し 飯豊橋の手前に,
左側に日産プリンス花北店, 右側に花北モータースクールがあります。
この道路脇に『「黄色い羽根」発祥の地』と書かれた看板があります。
この黄色い羽根の起源は,50年前にこの地で発生した交通事故がきっかけです。
1955(昭和30)年5月,北上市内の国道4号線の飯豊橋で
修学旅行帰りの小学生などを乗せたバスが運転を誤り,
橋の欄干を突き破って川に転落。
12人の死者と30人の負傷者を出すという大事故が起きました。
この事故をきっかけに,交通安全のシンボルとして,
赤い羽根にヒントを得て「黄色い羽根」が考えられといいます。
この年の「秋の全国交通安全運動」から岩手県内で配布されるようになり,
大きな反響があったため, 全国交通安全関係者会議でも報告され
全国でも実施されるようになりました。
現在北上市民でも、この事故のことを知っている人はかなり少なくなりました。
事故の記憶が風化していくのはいつの時代も同じですが、
せめて語り継ぐことが私の使命と書き記します。
合掌