悪意なき善意の怖さ
- 投稿日:2019年 4月24日
- テーマ:その他
今週に入りある事件について私に聞きたいことがあると、
テレビ局や新聞記者からの相次いで電話での問い合わせがあった。
電話以外ではフェイスブックのメッセンジヤーを使って、
是非連絡が欲しいとのメッセージを残す者。
会社まで来て私が帰社するまで待たせて欲しいという者。
私の知人を通じて携帯に電話してくる者。
知人の会社に行き私を紹介して欲しいという者までいた。
私は会社のスタッフ全員にかん口令を敷き
社長不在とする。
私自身も知人からの着信であっても携帯電話にでないことにした。
私の知人たちも悪意がある訳では全くない。
記者やTV局からの取材や問い合わせを受けて
「ああ、石川さんなら知っているよ!」
といった軽い感じで紹介してきたに違いない。
全ては善意からの始まりである。
しかし田舎の良好な人間関係を悪用しようとする輩がいる。
田舎の人間はマスコミには弱い。
自分の人間関係が広いことをついつい話してしまう。
噂が噂を引き起こし最後には
「石川さん、なにかしたの?」となる。
ある記者が電話対応した妻に本音を話した。
「当事者の写真が欲しいんですが・・・」
善意を悪用する者がいることを
想像する力が必要である。
想像力なき善意は、悪用される。