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ひと月の電気料金過去最低!
- 投稿日:2020年 9月 4日
- テーマ:ぺっこ暖 / アンチエイジング・ハウス / ライフサイクルコスト / 理念
全国的に暑い日が続きますが、岩手ではやっと最高気温が30℃を切る様になってきました。
東北電力から我が家の8月の電気使用量と請求金額が届きました。
電気の使用量は768kWh(昼間129kWh + 夜間639kWh)
請求金額は3210円
夫婦二人で、自宅には夜寝るためだけに帰る生活なのですが
それでもビックリする金額ですね!
太陽光発電による売電はしておりませんので、純粋に生活して使った電気代です。
8月は岩手県も暑かったので、例年に比べてエアコンは使っています。
暮らし方や季節によって電気の使用量は増減しますが
一番大切なのは、建物の断熱性能になります。
断熱と気密がしっかりととれている住まいは
夏涼しく、冬暖かいことが電気代からも分かると思います。
このことから壁厚が300㎜もあるような住宅なのではないかと
想像する方があると思います。
実は我が家は2×4(ツーバイフォー)工法で建てた家になります。
壁厚はたった89㎜、そこにグラスウールを充填しております。
一般的な在来木造軸組工法では105㎜の柱を使う事が多いので
壁厚は105㎜ですので、それよりも薄い壁厚でも
十二分に断熱効果を発揮しています。
これには訳があります。
防湿気密シートを隙間なくしっかり施工しているからです。
冬に寒いと思って沢山毛糸のセーターを着ます。
セーターを何枚も重ね着すると暖かいのですが
風が吹くと途端に寒さを感じます。
ダウンジャケットは薄くても暖かいのは
風を通しにくいからなのです。
ウィンドブレーカー(防湿気密シート)と
セーター(グラスウール)の関係に似ています。
断熱材のグラスウールを壁などに入れれば
断熱性能が上がり快適になると思いがちですが
その断熱材の性能を最大限に活かすのは
施工する技術によるところが大きいと言えます。
これから秋のシーズンはリフォーム工事の最盛期となります。
つい設備器機のデザインや性能に目がいきますが
みえない壁の中をしっかりと考えて計画したいものですね!