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食は命、魔法の手
- 投稿日:2021年 1月30日
- テーマ:アンチエイジング・ハウス / セミナー・イベント / 住まい / 理念
1月30日(土)、河内山可奈さんをお呼びして食養生のイベント開催。
アンチエイジングには「衣食住」の充実が必要です。
住宅に関わる私たちは、手始めに「食」について学ぶことにしました。
今回はうたがき優命園で収穫したお米、特にも玄米の美味しさを
可奈さんがその場でお料理しながら伝えくれるという垂涎の内容。
玄米で作るお餅を蒸す事から始め、機械でつきその場出来たてをいただく。
黒豆のきな粉、辛味大根おろし、手打ちくるみにからめてたお餅は不思議な食感にビックリ!
お餅といっても、完全にお米をつぶすのではなく多少形を残すおはぎに近いもの。
餅米と違い粘り気がないので食べ安く易く、お年寄りが喉に詰まらせる心配は少ない。
何より玄米の香ばしさがありそのままでも十分味があります。
きな粉は丹波の黒豆を皮ごと挽いており、多少のえぐ味が風味を豊かにしています。
辛味大根おろしはおろしたてではなく時間を置いたものを使います。
空気に触れる事で大根の甘みが増すそうで、そこに生姜と醤油とミリンを加えます。
サッパリしていていくらでも口に入ります。
くるみは殻が薄く、くるみ同士を手で握ると割る事が出来る手打ちくるみ。
ローストされたような香ばしさがします。
なかなか私の食レポで全容を伝えることは難しいのですが、
生産者の思いを聞きながら次々に玄米が形を変えて料理に
仕上がっていく過程を見るのはとても感動します。
可奈さんの手が魔法でも使っているように思え、
なぜかしら祖母の手と重なって見えます。
料理人の洗練された手さばきではありませんが、
懐かしくほっこりさせるのは可奈さんの人生が滲みでるからでしょうか!
衣食住の充足があっての幸せですが、
今回の体験で「何が幸せなのか」
「生きるとは何か」という
基本的な考え方のベースがあっての
衣食住の充足であることを学びました。
続く