人財の三層構造(就活生へのメッセージ)
- 投稿日:2021年 3月 4日
- テーマ:理念
今から15年以上前に北上市の経済視察団として中国へ行った時の話です。
当時、一橋大学大学院教授であった関満博先生が一緒に動向し北上と縁のある工場を回り私たち視察団に様々な解説をして頂きました。
一番驚いたのが中卒や高卒のまだあどけない工員たちが、真剣な眼差しで仕事をしている姿でした。
「三食食べれるだけでも幸せ!大部屋でも眠るベッドがあるだけでも幸せ!」
誰もが笑顔で生き生きと働く姿と、自分の息子たちの姿を比べ愕然としたものです。
このままでは日本のものづくりは完全に中国にかなわないだろう!!!そう直感したものです。
このままでは日本のものづくりは完全に中国にかなわないだろう!!!そう直感したものです。
(その後の中国の躍進は誰もが知るところです)
その際関先生から「人財の三層構造」について教えて頂きました。
人財とは、スタンス・資質・スキルの三層で出来上がっています。
人財とは、スタンス・資質・スキルの三層で出来上がっています。
まず、三層の基底部分をなすのが「スタンス」です。
「スタンス」とは、物事に向かう姿勢や態度のことです。
スタンスの上には、「資質」が乗っています。
「資質」とは、持って生まれた能力や適性のことです。
この資質が、訓練や経験によってスキルが磨きだされてくるのです。すなわち、人財とは、スタンス・資質・スキルの三層で出来上がっているというのです。
ところで、一般的に日本ではスキルが最も重要だと考えられています。
巷にはスキルアップのセミナーが至る所で開催されています。
巷にはスキルアップのセミナーが至る所で開催されています。
実は、採用する側の経営者が人財評価で最も重要視するのは、三層の基底にあるスタンスなのです。
それは、スタンスは変えがたいものであると同時に、人財のビヘイビア(行動・振る舞い)を大きく規定するものだからです。
すなわち、仕事に向かう姿勢、態度が一番重要視されるのです。
スタンスには、親のため、兄弟のため、郷土のため、国のためといった自分のためではなく誰かの為にという志が含まれているのです。
スタンスには、親のため、兄弟のため、郷土のため、国のためといった自分のためではなく誰かの為にという志が含まれているのです。
なぜ勉強するのか?
なぜ心を鍛えるのか?
なぜ体を鍛えるのか?
世の中でお役に立つ人間になるために知徳体を鍛え、自分の得意を活かすのです。
いま私たち日本人に一番足りないのは、志(スタンス)です。
残念ながら今の教育現場では教えてくれません。
元来日本は「立志教育」を大切にしてきた国です。
コロナ禍で解雇や離職が大きな社会問題になっております。
今一度自分のスタンスを見直す良いチャンスだと思います。
絆すてーしょんでは、ただ今人財を募集しております。
お気軽にお問い合わせください。
フリーダイヤル 0120-673-314
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