コロナ禍でシックハウス症候群が増える!?
シックハウス診断士補の資格更新しました。
ところでシックハウス症候群って知ってますか?
今から約20年前ですが家の新築やリフォームなどをきっかけに、
・部屋にいると頭痛がする
・めまいがする
・セキが出る
・目がチカチカするなどの
「シックハウス症候群」に悩む人が増え社会的な大問題になりました。
主な原因は、建材からの化学物質(ホルムアルデヒドなど)が
室内空気を汚染し起こるものです。
国は2003年7月1日以降に着工する建物には、
内装の仕上げなどに使用の制約を課し義務づけをしております。
しかしホルムアルデヒドの使用を禁止した訳ではありませんので
いまだに室内には残留しているのが現状です。
さてコロナ禍になって、在宅勤務など家で過ごす時間が増えてきております。
つまり室内で暴露されている時間が長いので
空気中の濃度が低くても体内に取り込む量が増えております。
コロナ禍のせいで、精神的な不安がつのりうつ病と
診断される人が増加傾向にありますが
一度シックハウス症候群かもしれないと疑ってみることも重要です。
そこでその対策方法として、最も有効的なのは「換気」になります。
最近は、高気密で高断熱の特徴を持つ住宅が増えています。
住宅の気密性が高い住宅は、冷暖房の費用を節約することができるメリットがある反面、
空気中のVOCなどが蓄積されやすい場面もあります。
特に新築の住宅やマンションを購入された方
新築のアパートに引っ越しされた方は注意が必要です。
積極的に換気を行い、VOCを家の外に排出するよう心掛けましょう。
つまり新型コロナウイルス感染症対策することが
一番のシックハウス対策となるのです。