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廊下のない家(子育てが楽)
- 投稿日:2021年 3月19日
- テーマ:ぺっこ暖 / アンチエイジング・ハウス / ライフサイクルコスト / 人生を変えるリノベーション / 住まい / 理念
先日我が家のリビングから直接トイレに入る写真をアップしました。
驚いた人も多かったと思います。
本日はその図面をご覧に入れます。
LDKから引き戸を開けるとトイレがあります。
洗面化粧台との仕切りもなく広々としておりますので
車椅子でも楽に出入りできますね。
さて赤いラインをご覧ください。
我が家の浴室は出入口が2つあります。
トイレ~浴室~洗面所と一直線につながっています。
実はこれがとても使い勝手が良いのです。
実例を挙げて説明いたしますね!
子どもがトイレで用を足しています。
お母さんはキッチンの前で料理をしています。
「お母さん出たよ!」と子どもから呼ばれて
トイレに行ってみると・・・
なんとお漏らししてパンツが汚れています。
しかし全く慌てることはありません。
まずはパンツを脱がして汚した衣類を
折戸を開いて浴室に置きます。
次にシャワーでお尻を洗って
綺麗さっぱりとしてあげます。
汚した衣類はLDKを通ることなく
洗面所で予洗して洗濯機へポイ!
これは介護でも同じことになります。
子どもの例を出しましたのは
イメージしやすいからです。
誰もが嫌なことはできれば考えてくないと思っているはずです。
介護の話は、友人や職場の仲間には話しにくいものです。
苦労している話はしても、下の話をすることはないでしょう。
実の親の恥ずかしい様子を話すことはありません。
どんなに会社で明るく振舞っていても
自宅に帰ると現実が待っています。
介護が楽な間取りは
介護される人にとっても
介護する人にとっても
子そだて中の親にとっても
使いやすいのです。
この図面を見て「これならいいな!」と思った方は
そのまま真似されても結構です。
普通の工務店では絶対に提案できない間取りですので
きっと反対されると思います。
その際はご連絡ください(笑)!
実体験と信念がないと提案できないからです。
写真や図面を公表したのは
少しでも子育てや介護する方
特にも家族の中で一番負担を強いられている
女性の不安を解消したいからです。