400m継走の思い出
- 投稿日:2021年 8月 7日
- テーマ:その他
2020東京オリンピック、男子400m継走決勝の結果は残念でしたね。
準決勝で最下位の日本にとっては一発勝負の結果だったと思います。
さて継走と聞いて自身の42年前の高校時代の出来事が思い出されます。
私は高校時代は陸上競技部でした。
ハンマー投げを主としておりましたが
400m継走の2走を担当しておりました。
(2走はエース区間と言われておりますが、私はチーム事情と
消去法からたまたま2走を走っただけです)
2年生の新人戦では岩手県で第3位となり自信を持っておりました。
最終学年となった高校総体の県予選会。
同じメンバーで走り、予選、準決勝と一番のタイムで決勝に勝ち上がりました。
当時の顧問だった遠藤恒治先生が決勝を前に一言声を掛けます。
「お前ら、優勝するのか?」
この一言で「もしかしたら優勝できるかもしれない!」と感じた私たちメンバー。
少し優勝が頭にチラつきます。
そして迎えた決勝。
なんと準決勝よりも1秒もタイムを落とし
7位という結果に終わりました。
実力的には3番目の私たちが優勝を意識して
緊張のあまり硬くなりバトンパスが上手くいかなったことが原因です。
6位まで東北大会に出場できたのですが
それも逃してしまいました。
この様に私の拙い経験からも、
そのままの実力を発揮することは難しいのです。
ましてオリンピックで優勝を優勝を期待されての精神状態は
いかほどのものだったかはかり知れません。
日本中の期待を背負って戦った全選手に
拍手を送りたいと思いますね。