映画「ひろしま」
- 投稿日:2021年 8月 9日
- テーマ:その他
今日8月9日は「長崎原爆の日」ですね。
祈りの一日になります。
さて今日は振替休日で会社は休みですが、
逆に溜っている書類を整理する一日でもありました。
資料を整理しながらアマゾンプライムで観た映画が「ひろしま」です。
原爆の投下から8年後に製作されもので
出演している人の多くが、被爆した人々になります。
これまでこの映画の存在さえも知りませんでした。
観るとかなりショッキングな内容でした。
広島市民ら約8万8千人が出演し、原爆が投下された直後の惨状を
再現したと言われておりますので
映画と言えども事実に近いものだと感じました。
この映画の中でのいちシーン:
ドイツの記者が、「アメリカがドイツにではなく日本に原爆を落としたのは、
有色人種なら原爆実験のモルモットにして構わないと考えたからだ」と告発した本を、
病床のみち子に朗読するシーンがあります。
実は世界はいまだに人種差別の問題を解決できていません。
逆にこのコロナ禍によって、他人を排除する方向にさえなっていると思います。
SDGs(エス・ディー・ジーズ)というオブラートに包んでいるだけで
中身は全く変わっていないと思います。
戦争を知らない子どもたちだった私たちの年代が
戦争の悲惨さを知る上でも観る価値のある映画だと思います。
平和のありがたさを祈りつつ・・・