「風土計」で対話
- 投稿日:2021年 12月 4日
- テーマ:理念
若者の新聞離れが言われるようになって久しい。
その新聞を読まなくなった原因や問題点についてはここでは取り上げないが、
新聞の活用の方法について考えてみた。
岩手日報に「風土計」なるコラムが第1面にある。
このコラムの意味を調べると、
「読者と一緒に腹を立てたり、笑ったりできる日々の暮らしの中の喜怒哀楽が中心のコラムです。
面白いエピソードや名言など、ちょっとした変化を付けた文章で、時にはスパイスを利かせた風刺や、
歴史を重ね合わせることで、世の中の出来事を理解しやすく書いています。
又『計』には『何事にも思案する』という意味があり、風土計は『風土を考える』というタイトルになります。」(岩手日報アド・ブランチより)
私は今月から、一番若いスタッフと「風土計」を読んで感じたことをラインで交換することを始めました。
当初は少しでも新聞に馴染むことを目的としていましたが、やりながら目的を変更しました。
私と30歳もの年齢の開きがあるZさん。会社の中で「報連相」するにも、Zさんにとっては高いハードルが存在しています。そこでこのコラムを読んでいかに意見が違うのかを明らかにすることから始めることにしました。
「自分と他人の意見が絶望的に違うことを認め合う!」きっとここから見えてくるものがあると思うからです。
先日、精神科医の斎藤環先生の講演を聞き。そこで学んだのが「対話」になります。
「会話というのは合意を目指すこと、結論を出すことが会話です。対話というのは結論を出さない。れから合意もしなくていい。もっと言うと、議論とか説得とかアドバイス抜きで、言葉を交わすことが対話なんです。」(斎藤環)
さて若者との対話が楽しみですね!
代表取締役 石川シュウジ