地震の影響で納期遅延!
3月18日午後11時25分発生の地震の被害について、
東北新幹線の脱線が大きな事故として取り上げられていますが、
実はその後、様々な業種に甚大な影響を与えております。
私たちの絆すてーしょんのリフォーム事業部では、
半導体の世界的な不足によりマイコン制御の製品の納期がこれまでも遅れていました。
例えば、給湯器(エコキュート、石油給湯機、ガス給湯機など)や洗浄便座、
IHクッキングヒーター、ガスコンロなどは、納期が1~3カ月程掛かっておりました。
しかしながらこの地震の影響で更に納期の遅延が起こっています。
工場が被災したり、物流が止まってサプライチェーンの分断、
更に停電による操業の短縮と次から次に問題が起こっています。
ゴールデンウィークもありますので、納期4カ月と考えてください。
特に毎日使用する給湯器の故障の問い合わせが多くなっています。
生活する上で一番困るのはお湯が出ないことです。
料理は冷凍食品の技術も発達し、電子レンジさえあれば暫くは凌ぐことができます。
しかしお風呂に関しては、銭湯が近くにあれば良いのですが、
全国的に廃業しておりますので、遠くにいかざるを得ない状況になっております。
給湯機が故障した場合に少しでも費用を抑えたいのが人情ですが、
現在交換部品にも欠品が続いております。
そこで故障した際には、
①メーカーのメンテナンスに症状を電話して部品の有無と、交換できるか確認する。
②7年を過ぎた給湯器は基本交換を考える。(部品交換しても別の部分が壊れる可能性大)
③交換の見積もりを工事店に依頼し、業者を決める。*値段よりも信頼で即断!
④あとはじっと待つ!
*これは給湯器に限りませんので、緊急を要する場合は
金額よりも即断できるかがポイントになります。
石川シュウジ
おじいちゃん、またね!
2022年3月24日、無事に義父葬儀及び火葬が終わり、少しだけ安堵しております。
葬儀で、小学4年生の甥っ子が亡き義父(おじいちゃん)に向かってお別れの言葉を掛けました。
たった一言「おじいちゃん、またね!」
ところで「あの世」は存在するのでしょうか?
世の中には、さまざまな信仰がありますし、
私も死んでみないと実際のところは分かりません。
しかし、「あの世」があって必ず再会できると思う方が、
残された人にとっては生き易いのではないかと考えます。
それは死別というのは時間差で旅行に出かけるようなものと思うと楽になるからです。
先に行く人は「では、お先に!」と言い、
後から行く人は「後から行くから、待っててね!」と声をかけるのです。
それだけのことではないでしょうか。
小学校4年生の甥っ子が発した言葉は、
子どもの直感でしょうが葬儀の参列者の心を打つものでした。
きっと義父にも届いていると私は信じます。
人生の卒業式に掛ける言葉に、故人との思い出が凝縮されているようです。
石川シュウジ
感恩の葉書「お父さん(義父)へ」
2018年に「臥龍と感恩葉書実行委員会」が作った本があります。
それに私が父宛に書いた葉書と、エピソードを載せていただいきました。
この本の出版記念パーティーが2018年9月17日に青山のカシータで開催され、
父と私、2人の息子と共に参加。
丁度父が傘寿(80歳)を迎えておりましたので、良い機会と捉えたものです。
先日21日に父が逝去しましたが、今思うと改めて感謝の言葉を
伝える場があって良かったと考えます。
実は身近な人ほど、恥ずかしかったり、当たり前になっていたりと
「ありがとう」を伝えることができないものです。
パーティーでは、自分の名前が刺繍されたナフキンがテーブルに用意されます。
このナフキンを自宅での食事の際に、父が大切に使っていたことを母から聞きました。
大事にしまっておくよりも使ってくれたことが、何よりも嬉しいものです。
親にはいつまでも元気であって欲しいと願っておりますが、明日をも分からない私たちです。
心で通じ合っていることが何よりも大切ですが、一歩踏み出して気持ちを形にすることも互いに嬉しいものです。
さて今晩はお通夜となりますので、家族でお酒を酌み交わします。石川シュウジ