マスク習慣で花粉症半減
- 投稿日:2022年 3月16日
- テーマ:アンチエイジング・ハウス / 理念
3月半ばを向かえ、日差しが春めいてきましたね。
田んぼの雪も急速に融けて嬉しい季節・春の到来です。
しかし私にとっては厄介な季節となります。理由はスギ花粉症だからです。
既に花がムズムズしており、ティッシュペーパーは常に携帯しなければなりません。
目もかゆいです!
さて福井大のチームは2月17日、新型コロナウイルス感染拡大でマスク着用が
習慣化したことによって、小学生のスギ花粉症の発症率が半減したとの調査結果を発表しました。
関連する学会による全国調査では、花粉症の人の割合は
小学校入学前後から急増するといわれております。理由は
登下校などの屋外行動が増えることが一因とみられています。
福井大のチームは新型コロナ感染拡大で、花粉症を発症
していない人でもマスク着用率がほぼ100%になったことに
着目しました。
令和3年6~7月、福井内の小学生の保護者にウェブや記入式でアンケートを実施し、
その内2万2081人から回答を得ました。
その結果、新たに花粉症を発症した児童の割合は1・4%となり、
感染拡大前の平均3・1%から半減していたと発表しています。
これはマスクが効いている証拠ですね!
花粉症の発症は、コップに注いだ水があふれる様子に例えられます。
チームは「大人になるまでは、花粉シーズンにマスクを着用するよう呼び掛けたい」としています。
私は小学生の頃、自宅の裏にある神社で毎日遊びました。
もっと早く知っていれば花粉症にならなかったかもしれませんが・・・
石川シュウジ
家の中で死につながる危険なデッドゾーン10選
- 投稿日:2022年 3月15日
- テーマ:アンチエイジング・ハウス / 人生を変えるリノベーション / 住まい / 理念
国民生活センターが調べたところ、65才以上の事故死の約8割は
家庭内で起きているという結果となっています。
実は自宅の中には危険地帯が数多くあります。
一見、何の問題もなさそうに見えても、
意外なところにけがのもとが潜んでおりますのでご紹介いたします。
危険度の高い順番に並べております。
【1】玄関「室内で転倒率が高い場所」
【2】廊下「小さな段差のオンパレード」
【3】ドア・サッシ「開閉時にふらつく」
【4】お風呂「知らぬうちに死んでいることも」
【5】トイレ「立ち上がったときに転倒」
【6】階段「手すりをつけていても危険」
【7】リビング・居間「共有スペースだからこそ落とし穴が」
カーペットの端やこたつの掛布団、電源コードがあり転倒しやすい
【8】キッチン「火事のリスクが高い」
【9】寝室「起き抜けに転ぶことも」
【10】ベランダ・屋外「転倒事故が多発」
住み慣れた家であれば「目をつぶっても大丈夫!」という安心があります。
ところがその油断と自身の身体の衰えと意識の差が、重大な事故に継がっているのです。
一度、上の10カ所を点検してみてくださいね!
石川シュウジ
家の中が一番危険
- 投稿日:2022年 3月14日
- テーマ:アンチエイジング・ハウス / 人生を変えるリノベーション / 住まい / 理念
私は、師事する臥龍こと角田識之先生のメールマガジンを毎日読んでおりますが、
今日はショッキングな内容でしたので、ご紹介いたします。
臥龍先生は、2020年6月に都内のマンションから
国立の一戸建てに引っ越したことを後悔していました。
三階建ての一戸建で、昨年奥様が玄関先の階段で転倒し背骨を骨折したというのです。
幸い大きな後遺症は残りませんでしたが、いまでも生活に支障があるようです。
「広さ」を優先した意思決定をしたことで、
奥様の段差躓(つまず)き骨折を生んでしまった後悔についての内容でした。
ところで、2018(平成30)年:高齢者の不慮の事故での死者数を紹介いたします。
1位 転倒 8903人
2位 窒息 8000人
3位 ヒートショック 7088人
4位 交通事故 2646人
5位 自然災害 2464人
6位 煙・火災 781人
1位から3位までの上位は全て「家の中」になります。
この3つを合計すると交通事故の約9倍になります。この数字を素直に捉えて、即対策をすることが大切です。
臥龍先生は、50歳を超えたら「家の中のリスクを限りなくゼロにするリフォーム」が
必須だと締めくくっています。家の中が一番危険なことを知って欲しいという体験です。
石川シュウジ