感恩の葉書「お父さん(義父)へ」
2018年に「臥龍と感恩葉書実行委員会」が作った本があります。
それに私が父宛に書いた葉書と、エピソードを載せていただいきました。
この本の出版記念パーティーが2018年9月17日に青山のカシータで開催され、
父と私、2人の息子と共に参加。
丁度父が傘寿(80歳)を迎えておりましたので、良い機会と捉えたものです。
先日21日に父が逝去しましたが、今思うと改めて感謝の言葉を
伝える場があって良かったと考えます。
実は身近な人ほど、恥ずかしかったり、当たり前になっていたりと
「ありがとう」を伝えることができないものです。
パーティーでは、自分の名前が刺繍されたナフキンがテーブルに用意されます。
このナフキンを自宅での食事の際に、父が大切に使っていたことを母から聞きました。
大事にしまっておくよりも使ってくれたことが、何よりも嬉しいものです。
親にはいつまでも元気であって欲しいと願っておりますが、明日をも分からない私たちです。
心で通じ合っていることが何よりも大切ですが、一歩踏み出して気持ちを形にすることも互いに嬉しいものです。
さて今晩はお通夜となりますので、家族でお酒を酌み交わします。石川シュウジ