水は答えを知っている①
- 投稿日:2022年 3月22日
- テーマ:理念
コンパスウォーク北上鬼柳の中に本棚を置きました。
お洒落な雑誌や、日本や世界の絶景写真アルバムなどがメインですが、
最近そこに私が所蔵の本を少しずつ持ち込んでいます。
私の所蔵する本はかなり偏っていますので、小出しにして利用者様の反応を見ながら出しています。
どちらかと言うと男性は歴史ものとか、偉人の本に反応する傾向にあると思います。
この本を題材にして会話が弾むこともあり、互いに楽しい時間となっています。
さて本日ご紹介するのは江本勝さんの「水は答えを知っている」です。
2001年に初版発行ですので、21年も前の本なのですが画像を見るだけでも美しいので、
小さな字の見えにくい利用者様でもパラパラとめくって楽しんでいるようです。
水は人の心を映す鏡になります。水はこの世界のあらゆる情報を転写する性質があるのです。
水に「ありがとう」という言葉を見せ、凍らせて結晶を見ると形のととのったきれいな結晶になります。
それに対して「ばかやろう」という言葉を見せた水は、美しい結晶がつくられません。
このことは何を意味しているのでしょうか。
「ありがとう」という言葉は、あらゆるものに
影響を与えて、よいものに変えてしまうということです。
この本では水の結晶写真をふんだんに紹介しています。
これらを見ることで、この世界が何によって成り立って
いるか、そのなかで私たちはどんな生き方をしたら
よいのかを語りかけてくれる一冊です。
石川シュウジ