マザーテレサが来日して日本人に残した言葉
- 投稿日:2022年 7月21日
- テーマ:その他
マザー・テレサが1984年に来日された際に、上智大学の講堂で講演されたことがありました。
その中で日本印象を次の様にお話されています。
「日本では路上で行き倒れて死んでいく人、膿にまみれてハエにたかられている人はいません。
しかし、日本を歩きながら大変なショックを受けました。
街はきれいだしとても賑わっているのに、その街を歩く人たちの顔に笑顔がないのです。
皆さんの悲しそうな表情が心に焼きつけられました。
インドの貧しい人たちは体は病んで苦しんでいますが、
日本人は心の中にぽっかり穴があいているのではないでしょうか。
貧しい人たちの体をケアする必要があるように、
寂しい思いをしている日本の人たちには、
ちょっとした言葉をかけてあげてください、
温かい笑顔を見せてあげてください。
それは私がインドで貧しい人々にしているのと同じことなのです」
そしてこのような言葉も残しています。
「アフリカの国々が滅びるとしたら貧困が原因だろうが、
日本は心が原因で滅びるでしょう。
日本人はインドのことよりも日本の国内の心の貧しい
人々への配慮を優先して考えるべきです。」
日本の「心の飢え」を見抜いたマザーの来日から、
38年の歳月が経ちました。まだ間に合うと信じ
ちょっと言葉をかけることから始めてみませんか?
石川シュウジ