ソクラテス・ミーティング
- 投稿日:2022年 7月20日
- テーマ:その他
昨日、北上市総合体育館で専大北上高校の
ソクラテス・ミーティングに講師の一人として参加。
ソクラテス・ミーティングとは、古代ギリシャの哲学者ソクラテスが、
たくさんの青年たちと対話を重ねたことで青年たちが多くを学び、
時代を切り拓いていった事に由来する、少人数・対話型の講話会です。
今回の目的は、高校生が持っている「なぜ学ぶのか」
「なぜ働くのか」という問いに対して、地元で働く社会人から学ぶものです。
1・2年生550人に対して講師の社会人は70名。
講師一人当たり約8名と車座になって25分間意見を交換するものです。
これを休憩をはさみながら生徒が移動して4回繰り返すものです。
私の話すことはいつも一緒。
「人生経営の社長となること」「社長の仕事は意思決定」
この2点に絞り対話していきます。
私の仕事の中身についはほとんど触れておりません。
「人はどう生きるべきなのか」ソクラテスは、倫理学の道を切り拓いた人物です。
世の中に「やり方」について教える人は数多くいると思います。
しかし「あり方」について聞く機会はそうないものです。
担当した約30名の生徒の中で、一人の女の子が私の話に
興味を持ち「面白い!」と休憩中も質問をしてきます。
たった一人でも響いてくれたことが、何よりも嬉しい
ものです。頑張れ!高校生!
石川シュウジ