熱の伝わり方の基本



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が家の光熱費を見直し、この冬の暖房は寒冷地エアコンだけとしましたが、
実際に暮らしてみて寒いというのが実感です。その理由を考えてみました。

 一番の理由は、輻射熱と対流熱の違いです。その前に熱の伝わり方の基本をお伝えします。

熱の伝わり方には、「対流」、「伝導」、「輻射」の3つがあります。

「対流」とは、
熱が温度差によって生じた水などの液体、空気などの気体などの流体による移動によって運ばれる現象です。

「伝導」とは、
熱が物質によって運ばれる現象のことであり、熱伝導とも呼ばれるものです。

「輻射(放射)」は、
熱が電磁波の状態で放出され、四方八方の離れたところに熱が伝わる現象をあらわしています。

建物内での熱の伝わり方は、熱の種類によって割合がそれぞれ異なります。
熱の伝わり方の割合は、上の図の通りとなります。

湯たんぽ型の「伝導熱」......5%

エアコン型の「対流熱」......20%

電気ストーブ型の「輻射熱」......75%

伝導熱は触れば実感できますし、対流熱はエアコンから吹き出す風でこれも実感できます。
実は、熱の伝わり方で一番直感的にわかりにくいのは、この輻射熱なのです。

 明日は輻射熱についてお伝えします。

  石川シュウジ


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