輻射熱とは



熱の伝わり方には「伝導」、「対流」、「輻射」の3つがあることを昨日お伝えしました。

「輻射」とは、「熱を持った物質が赤外線を出す現象」のことを指します。なお、この赤外線を受けた物質が発す熱は「輻射熱」と呼ばれます。こう言われてもよく分かりませんよね?

 「伝導熱」はその名の通り触れば実感できますし、「対流熱」はエアコンやファンヒーターから吹き出す風でこれも実感できます。実は、熱の伝わり方で一番直感的にわかりにくいのは、この輻射熱になります。

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 例えば冬、縁側で陽なたぼっこをしていると、外気温が低くても身体がポカポカと暖まります。また夏、トンネルに入ると身体がひんやりと涼しく感じられますよね。これらは、外気温によるものではなく、太陽の熱が身体に移動したり、身体の熱がトンネル壁面に移動することによって、身体に感じる温度が違ってくるからです。

つまり、輻射とは「物質を介さず温度の高い方から低い方へ熱が伝わる」という現象になります。輻射はあくまでも物体間のエネルギー移動なので、物体の間に熱を伝える媒体が存在する必要はありません。太陽と地球の間には何もないのです。                             

 明日も、もう少し説明しますね。            石川シュウジ


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