読書するひとは約2年間長生き
- 投稿日:2023年 3月22日
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米イエール大学が2016年に発表した研究結果によると、
本を読む人は読まない人より長生きすることが明らかになった。
50歳以上の3635人を1週間の平均読書時間で分け、
12年にわたり追跡調査した。
対象者を「読書する人」と「読書しない人」のグループに分け、
生存率が8割に低下するまでの期間を比較すると、
「読書する人」は調査開始から108か月だったのに対し、
「読書しない人」は85か月だった。その差は23か月。
本を読む人は、読まない人に比べて約2年間長生きすることが分かった。
また、週に3.5時間以上本を読む人は読まない人に比べ、
調査開始から12年後の死亡率が23%低いことも分かった。
研究報告書は「本を読めば寿命が長くなるので、
さらに多くの本が読めるようになる」としている。
シカゴにある世界的に有名な米ラッシュ大学医療センター病院は、
成人が休憩時間などに読書のような知的な行為を行うと、
将来的な「認識能力の衰退」が32%も遅くなる、と研究で報告している。
読書は脳を若く保てるということらしい。
また英サセックス大学の研究によれば、読書を30分すると
ストレスが68%も軽減されることが分かっている。
音楽を聴いたり、TVゲームをプレーするよりも
断然ストレス解消の効果があったという。
本に没頭することで体は筋肉の張りなどを忘れがちになる傾向があり、
リラックスできるようだ。
折角の情報も、読書しない人には興味もないことですね。
石川シュウジ