他人と過去は変えられないが、 自分と未来は変えられる
この言葉は、カナダの精神科医 エリック・バーンの言葉です。
原文は下記の通りです。
You cannot change others or the past.
You can change yourself and the future.
「イラっ!」とするのは、他人を都合よく変えようとしている証であることは、昨日の通信に書きました。
]還暦を過ぎた私にとって、残りの時間が少なくなっていることを日々感じています。
自分で変えられないものに大切な自分の人生を費やしたくないというのが本音です。
他人の心ほど自分でコントロールできないものはありません。
このコロナ禍の中、自分でコントロールできないことがあるという経験を嫌というほどしてきました。
逆に新型コロナ感染症のおかげで、自分でコントロールできることだけに
集中をする癖がついてきたのも事実です。
この「おせっかい通信」を2021年8月にスタートし、
今日まで続けているのもコロナさんのおかげなのです。
ありがとうございます。
自分でコントロールできることに集中すると、人生は好転するようです。
そりゃそうですよね。
なりたい自分に向かって日々一歩一歩と挑戦すれば、人生は上手くいくはずです。
自分と未来は、よい方向に変えられるのです!
石川シュウジ
全ての因は我にあり
この言葉は、経営の神様と言われた松下幸之助翁の言葉です。
「すべて、原因は私にあります」と考え、「自分から敢然として変る」ことが、
幸せな人生、物事がうまくいく基本中の基本になると松下翁は考えていました。
「僕はな、物事がうまく行ったら、いつもみんなのおかげと考えた。
その代り、物事がうまく行かない時は、すべて原因は私にあると考えてきた。
おかでげ、うまく行ったときは慢心しなかったし、うまく行かなかった時は、
厳しく自分自身を反省することができた。
それが、人生を渡る秘訣、経営をうまくやるコツとも言えるかもしれんな」
松下幸之助翁
会社や組織の中で
「○○さんがやってくれない」
「○○さんのやり方が悪い」
「○○さんのせいで・・・」
というような他責の言葉が飛び交っていませんか?
「イラっ!」とするのは、他人を自分に都合よく変えようとしている証でもあるのです。
変えられないものに人生の大切な時間を費やすことは無駄なのです。
石川シュウジ
光らせる人が光る人
「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」の
著者・香取貴信さんが、20年ぶりに渾身の1冊を出した。
「光らせる人が光る人」。
この本のタイトルを読んでピンときて早速購入!
届くやいなや一気に読むと、タイトル通り期待を裏切らない内容でした。
香取流の公式がいくつか書かれています。
人を応援する人 = 人を光らせる人
誰もが周りから認めらえたいと思っているはずです。もちろん私もその一人です。
仕事をしていると、どうして周りは私を応援してくれないのかと思うことがこれまではありました。
しかし「全ての因は我にあり」とう言葉を知り、ベクトルを相手ではなく自分に向けた時から、
これまでと違う世界が見えてくるのです。
応援される人 = 他人を応援する人
つまり他人を応援する人は、人を光らせる人でもありますが、
自分も応援される人でもあり、結局は自分が光る人となるのです。
この2年間のコロナ禍の中で、自分を内省する時間が嫌という程ありました。
その答えと香取さんの本の内容がシンクロしています。
シンクロニシティする私は、そうツイている人なのです。
これはおススメする本になります。
石川シュウジ