その土地を表現する人

  • 投稿日:2024年 1月 3日
  • テーマ:その他


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月刊「専門料理」という書籍があり、従姉の息子「従甥(じゅうせい)」が載っているとのことで、今回初めて購入してみた。

この書籍は創刊から約40年が経ち、基本テーマは一流の調理技術を惜しみなく、初心者の方にもわかりやすく解説するということとある。しかし一般人が購入するものではなく、やはり料理人が手にするものだと思う。

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 さて私の従甥は、江刺にある日本料理「新茶屋」の次期7代目となる和賀靖公(やすたか)さん。新茶屋は平民宰相と呼ばれた第19代. 内閣総理大臣・原敬が地元の青年と議論した場所として歴史に刻まれている。

 今回の書籍テーマは、日本料理を次世代へと称し、その土地を表現する5人が掲載されている。その一人が和賀さん。彼の華々しい修行経歴も載っているが、私が一番心動かされたのは、「花人」川瀬敏郎さんとの出会いであろう。

 川瀬さんの「投げ入れは全ての花が本物でなければ成り立たない」「花はその場の品格を左右する」という言葉が、和賀さんの転機となった。

 そういえば、新茶屋のインスタグラムには、料理と一緒に必ず花が生けてある。今回その理由の一端を垣間見たような気がする。

 和賀さんは、総合芸術としての「料亭」とその歴史を背負い、この土地に根差した文化を継承する若人になります。応援してください。

 結局、その場の品格を左右するのは人なのですね!

   石川シュウジ


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