仕事できることに感謝
令和6年1月4日、コンパスウォーク北上鬼柳は今日から仕事始めです。今朝、ご利用者様の前で新年のご挨拶をしました。
雪の無い穏やかな元旦を迎えたと思いきや、夕刻には石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生。翌日2日には、羽田空港で日本航空機が海保の機体と衝突し炎上。年の初めから自然災害や事故の悲しいニュースが飛び交っています。犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災地へ今何ができるのかを模索し実行に移したいと思います。
お正月のおめでたさもないスタートとなりましたが、本当にそうでしょうか?めでたいとは、祝う事や良い事があるからめでたいのでしょうか?そうでは無いようです。
電気や水道が使えること。暖かい家や食事があること。仕事する職場があること。これは当たり前のことなのでしょうか?「当たり前」の反対は「有難い」。そこに有ることが難しい、つまり「ありがとう」の語源になります。私たちの日常には「当たり前」なことなど、何ひとつとしてないのです。今こうして生きていること自体が、おめでたいことなのです。
本日、お元気にコンパスに通われた利用者様のお顔を拝見し、心から有難いことだと思いました。世の中には、残念ながら今日を迎えることが出来なかった人も多くいるのです。
今回の震災や事故は、対岸の火事ではなく、次の瞬間に自分の身に起こり得ることだと自覚し、今を精一杯生きることが大切だと教えてくれます。
コンパスウォーク北上鬼柳のスタッフ一同、日々自分の心と技を磨き続けることがご利用者様のみならず、世の為に役立つことを心に刻み精進して参ります。
今年もおめでたい一年であることが既に決まっているのです。
本年も宜しくお願いいたします。 石川シュウジ