3つの問いを立てる
お正月、暇なので本棚を眺めているとある本に目が留まります。飯田史彦著「ツインソウル―死にゆく私が体験した奇跡」。2006年初版ですから、かなり前の本になります。
飯田史彦さんが、臨死体験をして、あの世の光から問われたのは次の3つでした。
「充分に、学んできたか?」
「充分に、愛してきたか?」
「充分に、使命を果たしてきたか?」
「価値があるのは、ただ学ぶ努力、愛する努力、使命を果たす努力。
この三つの努力だけだ。それ以外は、人として生きる、本来の目的ではない。」
「人間社会での成功には、価値はない」
学び、愛し、使命を果たそうと努力したならば、その結果として社会的に成功したかどうかにかかわらず、それは望ましい人生であるようです。しかし、たとえ人間社会で成功しても、学び、愛し、使命を果たそうと努力したのでなければ、それは望ましくない人生のようです。
私たちはあえて色々な制約のある状態(性別・国・親・時間など)でこの世に生まれてきます。この制約の中でいかにして3つの問いに答える努力をするのかが試されているようです。
この3つの問いは自分に向けられたものですので、一切他人と比較することがないのです。
今年一年間、この「3つの問い」を心に留めて生きたいものですね!
石川シュウジ