冬はやはりアノラックが一番
- 投稿日:2024年 1月20日
- テーマ:その他
朝の送迎車での会話。
Aさん:「助手席に乗ると暖房が効いて暖けえが、後ろの座席は寒くてやんた!」
私 :「すみませんでした。後ろの設定温度上げますね!」
Aさん:「今日はアノラック着てきたから、大丈夫だ!」
私 :「冬はやはりアノラックが一番ですね!」
突然の「アノラック」という言葉にも、柔軟に対応できる私は、昭和36年生まれ。この「アノラック」という言葉には、懐かしい響きがある。ドラマ「北の国から」で、純と蛍が着ていた防寒着を思い出す。そこで今は死語となっている「アノラック」の語源を調べてみた。
アノラック(英: anorak)とは、寒冷地や山岳登山などでよく利用される、フードつきのアウターウェア。元はアラスカ先住民のイヌイットが着るアザラシ皮のアウターウェア。
勝手に商品名かと思っていたが、なんと由緒正しき語源があったとは驚きである。純と蛍の防寒着はフードがついているのでアノラック、黒板五郎が着ているのはドカジャン。
私は現在ノースフェイスのマウンテンジャケットを愛用しているが、実はこれもアノラックという括りのひとつということになる。
アノラックという言葉には懐かしさだけではなく心がほっこりする響きがある。少年時代、手がかじかむまで
雪遊び。家に帰ると母に怒られながら石油ストーブの周りの柵に、毛糸の帽子と手袋、アノラックを掛けて干す。
冬はやはりアノラックが一番暖かいのです。
石川シュウジ