爪もみ療法なぜ効くのか?
- 投稿日:2024年 2月 1日
- テーマ:その他 / アンチエイジング・ハウス / 介護
爪もみすることで、私の血圧が下がったことを昨日お伝えしましたが、なぜ効くのか不思議ですね!そこで参考にした本を頼りにご紹介いたします。
(日本自律神経免疫治療研究会編「奇跡が起こる爪もみ療法」を参照)
手指には神経が集中しており、その為脳や自律神経とも関わりが深くなる場所です。爪もみで神経を優しく刺激することで、副交感神経が優位になりリラックス状態となります。自律神経は身体の様々な機能を支配しているので、爪もみを通して自律神経が整うことで自然治癒力が高まり、体中のあらゆる不調に効いてくることになるようです。
中国に古くから伝わる針治療に「刺絡(しらく)療法」があります。この刺絡療法は、手足の指先にある井穴(指の爪の生え際の角にあるツボ)や頭頂部百会(ひやくえ)というツボに針を刺し、わずかに出血させる瀉血(しゃけつ)療法です。
刺絡には、交感神経の異常亢進をおさえ、自律神経の調和を図る作用があるのです。特にも井穴は、どんな症状の人でも必ず刺激すべき基本の治療点になります。
この井穴だけでも毎日刺激できれば、治療効果を維持する一助になるのではないかと考え、誰でも安全にそして確実に井穴刺激ができる方法として爪もみ治療を編み出されたのです。
故福田稔医師と安保徹教授との共同研究より「福田―安保理論」の基づく治療法です。
明日は、やり方をお伝えいたします。石川シュウジ