気の置けない仲間との無尽
- 投稿日:2024年 2月10日
- テーマ:その他
毎月9日は、同級生との「無尽」があり、昨晩も気の置けない仲間と楽しい時間を過ごした。
この無尽の本来の仕組みは、一定の口数と金額を決めて定期的に掛金を払い、一口ごとに抽選・入札・談合などを通じ、掛金を払った者に対して金銭を与えるという庶民の金融手段をいうらしい。
しかし私たち同級生の無尽は食事代とは別にお金を出し合って積み立て、メンバーが順番に使ったり、グループの旅行などの目的のために役立てたりするもので親睦がメイン。つまり無尽を理由にしたただの飲み会。
ところがただの飲み会が、話している内容は結構深い。参加メンバー全員が経営者だから、会社の経営全般については無論のこと、政治経済、投資や地域家族の悩みなど話題が尽きない。
そう言えば最近は、年金受給の繰り上げ給付の話題がよく出るようになった。65歳を待たずに年金を貰った方が得ではないかというのが、最終的な話題の着地点となりつつある。
しかし繰り上げ受給と繰り下げ受給のどちらが得かは、その人の寿命によるところが大きいので結論はでない。将来の絵にかいた餅を期待し、今を倹約して生きるのも人生。先にいただいて自分でその金を活かすのも人生。お金に余裕がある人は、子どもや孫に生前贈与してしまうのも手かもしれない。いずれお金は手元にあれば自分でコントロールできる。自分でコントロールできない寿命や国の施策を心配しても無駄な気がしている。
無尽の話から、年金の話に脱線したままとなってしまったが、お酒が入ると結局は自分をコントロールできないようですね。
お酒はほどほどに・・・
石川シュウジ