心のコップ理論
- 投稿日:2024年 2月 7日
- テーマ:その他
朝礼で、私の傍にピッタリついて離れないスタッフがいます。周囲からは「もう少し離れ方がいいんじゃない!」と言われる程に近づき、私の顔をジッと覗いています。私の言葉を一言も聞き逃さないといった気迫が感じられ、挨拶する私としプレッシャーがありますが嬉しいものです。
さてどの会社でも社員教育には力を注ぐ時代となりました。人口減の日本社会では、同じ事をしていては業績が下がるのは明白なことだからです。しかしどんなに社員教育にお金も労力も注ぎこんでも一向に成果が上がらないことがあります。社員教育で一番難しいとされているのが、社員の「心のコップ」をいかにして上向きにするのかが重要だからです。
簡単に言えば、コップが下を向いている状態では水を注ぐことはできません。(人の話を受け入れることができないのです。)逆にコップが上を向いている状態では水を注ぐことができます。(人の話を素直に聴くことができるのです。)。
社長として社員全員の心のコップが上向きである状態が理想ですが、まずは心のコップが上向きの社員を見つけ出し、それにお金と労力を注力する方が成果が出やすいものです。
今日は「心のコップ」が上向きのスタッフと繁盛店を視察してきます。きっと沢山の学びや気づきでコップから溢れ出すことを期待しています。
石川シュウジ