扁鵲の話 



図1 「未病」は「健康」と「病気」の間の変化の過程.jpg

中国の魏の文王が、「脈診」で有名な名医だった扁鵲(へんじゃく)を呼び、「兄二人が医師をしているが、なぜ三男のお前が有名なのか?」と尋ねた。扁鵲は次のように答えました。

「長兄はもっとも優秀な医師で、病気になる前に直してしまうため有名にならない。 

次兄は軽い病気を治すので、そこそこ有名になる。

私は重症になってしまってから治すので有名になっただけのことです。」

 近年「健康寿命」とともに、聞かれるようになった言葉に「未病ケア」があります。「未病」という言葉はまだ馴染みがないかもしれませんが、「予防」という言葉と比較すると、その意味が理解できます。

「予防」は特定の疾患を対象として、その疾患を避けるようにするもの。

「未病ケア」は、部分的な疾患ではなく、体全体の状態を最適化するもの。

私たちは健康な状態から病気の状態になるまでには、日々の違和感の見逃しがあります。

未病とはつまり「慢性的なだるさ」だったり、「やる気が出ない」「理由はわからないが体調が良くない」といった、どこかが致命的に悪いという診断はでていないけれど何だか変だなという状態のこことを言います。

コンパスウォークは、病院ではありませんので、治療をすることはできません。しかし通われている利用者様の日々の様子から違和感を見逃さないよう心掛けています。日々の会話や運動の様子を通じての未病ケアこそが健康寿命を延ばすコツだと思います。

    石川シュウジ


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