運を支配する(3)
- 投稿日:2022年 4月 8日
- テーマ:その他
運が良い男と呼ばれていた東郷平八郎のエピソードをご紹介いたします。
運のよさ1 : 敵の砲弾がゼロ%の命中率。東郷の撃った砲弾は百発百中。
東郷平八郎は若い頃に戊辰戦争時の日本人同士の初の軍艦同士の海戦に参加しています。
榎本武揚率いる開陽丸の放った砲弾が100発全弾外れる中、
東郷の撃った砲弾3発が全弾命中するという運の良さを発揮。
運のよさ2 : 宮古湾海戦でまたしても全弾命中させ土方歳三を撤退させる
東郷たちの船は、宮古湾で再び幕府軍の軍艦と一戦交えることになるのですが、
今度は土方歳三率いる回天丸の奇襲です、ここでも東郷の放った砲弾が回天丸に全弾命中し、
土方歳三は撤退します。
運のよさ3 : 西郷隆盛の西南戦争に参加できなかった
明治維新後は、東郷平八郎は、英国へ留学することを希望します。
この留学を斡旋してくれたのが西郷隆盛でした。しかし、西郷隆盛は
その後、西南戦争を起こし、多くの仲間と共に亡くなります。
西郷を信奉していた東郷は留学していなければ間違いなくこの西南戦争に
参加していたことになりますので、もしかするとここで戦死していたかも
しれません。
東郷は薩英戦争以来の戦歴で、一度も戦で負けたことがないのです。
戦争中、最も部下に信頼される指揮官というのは、
「弾が当たらない人」だと言われています。つづく
石川シュウジ
運を支配する(2)
- 投稿日:2022年 4月 7日
- テーマ:その他
本「運を支配する」の内容について、少し触れてみます。
勝負事には、実力もさることながら運に左右されることが多いことは、
皆さんもご存じかと思います。
実は日本国の将来を、極端にも運にかけた戦争があります。
それは日露戦争です。
当時世界最強と言われたバルチック艦隊が日本に攻めてくるという情報に、
大日本帝国海軍 は慌てます。
連合艦隊の司令長官を誰にするかで揉めに揉めますが、
結局東郷平八郎を司令長官に任命いたしました。
実は東郷平八郎さんは、あと数年で引退する老人でした。
さすがに明治天皇が「なぜ東郷なのだ?」と不審に思い、
山本権兵衛海軍大臣に任命した理由を尋ねます。
すると山本海相は、その選考理由をこう答えたそうです
「ここに幾人かの司令長官の候補者がおりますが、
技術は甲乙つけ難く拮抗しております。
東郷を選びましたのは、東郷が運のツキがよろしい男でございまして。」
つまり明治日本は、存亡の命運を、東郷平八郎という男が持つ
"強運"に賭けたと言っても言い過ぎではありません。
その言葉通り、東郷は、まさに"強運"、もしくは、"天祐"と呼んでも良いような戦闘経過によって、
敵国ロシアの旅順艦隊、ウラジオストック艦隊、そして世界が怖れたバルチック艦隊のすべてに圧勝していきます。
山本海軍大臣は、平八郎の人柄や仕事ぶりから、その真の実力を見抜いていました。
それは国際法に則った冷静な交渉力や決断力であり、
精神論に頼らない客観的かつ合理的な戦略立案力であり、
切迫した局面でも慌てることなく己の役割を完遂する意思の強さでした。
どうも「運の良さ」は偶然ではなさそうです。つづく・・・
石川シュウジ
運を支配する(1)
歳を重ねてくると、人生は「運」に左右されることが大きいのではないかと、思えてくる。
よくあの人は「運が良い」とか、「運が悪い」とかという話を聞く。
さて「運を支配する」という本がある。
筆者は、雀鬼「麻雀の鬼」と呼ばれる稀代の勝負師、桜井章一さんと、
愛弟子でサイバーエージェント代表取締役社長、藤田晋さんです。
(桜井氏の語りからご紹介いたします)
負けの99%は自滅。このことは麻雀に限らず、スポーツでもビジネスでも、
あらゆる世界で繰り広げられている勝負をつぶさに見ていくと、
自滅で「負け」を引き寄せているパターンが圧倒的に多いことに気付く。
わざわざ自ら負けようと思う人はいないのに、
なぜ自滅してしまうのか。
それは「勝ち」を求める思考や行動のあり方に
すでに自滅の要素が含まれているから、としかいいようがない。
「勝ち」に囚われるあまり、おろそかになってしまうのがどれほどあることか。
本を読んだ結論をお伝えすると、運は支配できると私は思います。
この「おろそかになってしまう」ことに、実は運を決めるものがありそうです!
この本で伝えているのは、人々がただ単に「運が良かった。」
「運が悪かった。」というような短絡的な意味での「運」とは違う、
もっと深い意味での「運」についての話になります。
これについては少し深堀りして考えてみたいと思います。
それではこの続きはまた明日。
石川シュウジ
































