住まいとアンチエイジング③



私は介護リフォームの現場に立ち会う事があります。

シニアの方で、デイサービスに通い
日々の努力の甲斐あって
身体能力が維持できているのにもかかわらず、
自活のかなわない場合を目の当たりにします。

その理由は、住環境の不適合になります。
バリアフリー化がされていないなど、
建物自体の設備が不十分というケースもありますが、
家の中が雑然としている、
モノであふれているなど、
片づいていないケースも含まれます。


「モノが使いやすく配置されていない」
「どこに何があるかわからない」
「床が障害物だらけ」
ヤングやミドルにとって些細なことと
思われる家の中の不備ですが、
高齢者の暮らしにおいては、
安全を脅かし動きを妨げる大きな壁となります。
特に、長いことそこに住んでいる場合、
加齢に応じた改善の必要性に気がつかず、
若い頃と同じ状態で暮らし続けてしまいます。


その結果、身体能力にさほど問題がなくても、
家の中で動くことが徐々に困難となり、
やがて動かなくなるのです。
それがさらなる身体能力低下を招き、
ますます動けなくなるという負のスパイラルに陥ります。
最終的には、生活不活発病(廃用症候群)を発症しかねない事態となります。

採用情報

絆すてーしょんお役立ち情報

  • 日本で唯一のコト設計士 住宅という「モノ」を売るのではなく、暮らしという「コト」を設計します。 詳しくはこちら
  • 家族みんなが健康で快適に暮らせる家 人生100年時代、年を取るのが楽しくなる家に暮らしませんか? 詳しくはこちら
  • 最新チラシ情報
  • よくある質問
  • リフォームの流れ
採用情報