西洋では悪魔、日本では勝ち虫!
- 投稿日:2019年 10月30日
- テーマ:その他
先週の土曜日、ホームステイのゲストたちと北上市民族村へ行った際の話です。
パストリック(父親)さんが、トンボを見て「Dragonfly(ドラゴンフライ)!」と指差します。
西洋では「ドラゴンが邪悪な存在」とされているために、
トンボも「悪魔的な存在であり、世の中に災いをもたらす」 といわれているようです。
私は英語のできる息子に通訳を頼み、日本でトンボは良い虫であることを訳してもらいます。
トンボは「勝ち虫」とよばれます。
前にしか進まず退かないところから、
「不転退」の精神を表すものとして、
戦国時代の武将たちは兜(カブト)のマークや着物の柄に好んで使いました。
現在でも印伝の財布や小物入れにはよく使われる柄です。
(息子も初めて聞いた話だと言っておりました)
西洋では悪魔、日本では勝ち虫と
ところが変われば、意味も真逆になることを
知る良い機会となりました。