住まいは人間形成の道場



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パナソニック グループの創業者、松下幸之助さんは
住まいを「人間形成の道場、人格の形成を図る場所」と考え
「住まいづくりほど大切な仕事はない」と語っている。


孟子のことばに、"居は気をうつす"というのがあるそうだ。
つまり、住まいというものは、そこに住む人の心を変化させ、
一つの性格を形づくる力を持っているという意味である。
たしかにお互い人間は、幼いときからの日々の生活習慣を通じて、
いろいろと物事を学んでいく。あるいは感化を受けていく。
その生活環境の中心が住まいであって、
だから住まいというものは人間形成に大きな影響を与えるものだと思うのである。
したがって、私は住まいというものを、単に雨露がしのげ、
心身の置きどころになればよいと考えるのではなく、
さらに進んで、人間を練り鍛える道場、人格の成長をはかる場所という観点からこれを重視するとともに、細心の注意をもって住まいづくりを心がけなければならないと思っている。
昭和41年10月9日 松下幸之助

最近の新築住宅には、和室が無い家が増えてきています。
現代の生活様式には不要だと考えているからです。

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谷崎潤一郎が書いた「陰翳礼讃」。
この本にはまだ電灯がなかった時代の日本の美や
生活と自然とが一体化した日本人の芸術的な感性について
論じられています。

和室のない住まいに暮らす現代の日本人。
陰翳のないどこまでも明るい住まい。
知らず知らずに人格に影響がでていることでしょう!

私たち住宅に関わる者は
大切な仕事に関わっている自覚を持ちたいものである。






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