当社の実践理念は「敬護」です
- 投稿日:2021年 9月15日
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今日9月15日は、かつての「敬老の日」ですね。
昭和生まれの私からすれば9月15日の方がしっくりする感じがします。
弊社は、お年寄りを介助して護る「介護」ではなく、
人生の大先輩を敬って護る「敬護」を実践理念とし、
主にデイサービスと住宅リフォーム工事を提供しています。
この「敬護」の「護」である「護る」という言葉には
「大切にする」という意味があります。
そして、「敬」の「敬う」という言葉には、
「相手を尊んで礼をつくす。尊敬する。」という意味があります。
この二つの言葉を合わせた理念「敬護」には、
お年寄りだけでなく、家族、上司、同僚など
自身が関わる人すべてに感謝と礼を尽くす想いを込めています。
これはデイサービスのことだけではなく
住宅リフォーム工事についても同じ考えになります。
特にも介護サービスという人に接する事業として、
「敬護」の想いは特に重要であり、
これまで従事されていた介護・医療業界で経験のあるスタッフにも、
それまでの当たり前となっている固定観念を一度捨ててもらう必要があります。
私の母は丁度10年前に他界しましたが、
頚椎脊柱管狭窄症により次第に歩行が難しくなり、
最後には車椅子を使うほどの生活となっていきました。
あるデイサービスを利用していましたが、
次第に足が遠のいていきます。それには理由がありました。
その施設では年下の人から「〇〇ちゃん」と呼ばれ、
入浴の際は若い男性に介助されていたからです。
母は少し動作が鈍くなりましたが、頭はしっかりしています。
歳をとっても女なのです。実はこの対応は介護の世界では、
当たり前に行われていることなのです。
もしも自分や親が子ども扱いされたらどうでしょうか?
「敬護」とは、その人の誇りを護るビジネスとも言えるわけです。
この「敬護」という考え方を、岩手に広げるのが私たちの使命なのです。
代表取締役 石川シュウジ