人生のスタートラインに立つ

  • 投稿日:2021年 9月16日
  • テーマ:理念


孔子『論語』より。「子曰く、吾れ十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順う。」これはよく知られております。今年還暦を迎えた私は、他人の意見に素直に耳を傾けられるようになることが課題となっている。これはかなり耳が痛い!

 ところで、私のライフワークの一つに「志授業」の出前講座がある。学校に出向き、児童や生徒に志の大切さを話し、一人ひとりに自分の志を立てていただく授業である。丁度10年前の2011年9月1日に、岩手立志教育支援プロジェクト実行委員会を立ち上げ、これまでに約2200名もの方に授業を受けていただいている。

この授業で一番大切にしていることは、人生のスタートラインに立たせることです。誰もが自分の人生の中では主役だと思っています。しかしその主役を演じている人はどれくらいいるのでしょうか? 周りの意見に右往左往し、顔色を伺いながら自分を押し暮らす。就職にしても親が薦めたから、先生がこの会社が伸びると言ったから、誰もが知っている企業だから、などと価値基準を自分ではないところに置いています。

人生を経営に例えると、私は株式会社石川秀司の代表取締役となります。つまり誰もが人生経営の社長になります。社長の一番の仕事は意思決定することです。毎日が意思決定の連続になりますが、時には判断が間違うこともあります。しかし自分で下した決定には、反省とその後の対策でリカバリーすることができるのです。逆に他人の決定に従った人は、結果を他人のせいにします。

就職して社会人となりましたが離職することもあります。「お母さんが安定しているっていったから!」「先生がおススメしから!」などと、他人のせいにするのは自分の人生のスタートラインにも立たせてこなかった私たち大人の責任なのです。

代表取締役 石川シュウジ 


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