自分の意思で投げる楽しさ!
- 投稿日:2021年 9月19日
- テーマ:理念
昨日は私のスポーツ遍歴を書きましたが、競技スポーツとして最後にたどり着いたのがソフトボールでした。38歳からは全く競技とは離れていますが、子どもたちにソフトボールの楽しさを教えたいという気持ちはずっと持っておりました。最初準指導員の資格をとり、後に公認指導員資格を取りましたがなかなか学校に行って指導する時間が取れません。北上ソフトボール協会の理事も長年続けておりましたが、今年3月をもって一般会員となり、公認指導員の資格も更新せず失効させました。
これまでに協会主催の講習会や学校に出向き児童生徒に教える機会がありました。
私の担当は主にピッチングに関してなのですが、指導する大変さを痛感したものです。
私は半日で変化球を投げられるようになることを意識して指導します。もちろん基礎基本からスタートするのですが、その基礎が少しできると即変化球を教えます。指導者の皆さんからはもっと基礎的な速球の投げ方を教えてからにして欲しいとの声が上がりますが、そこはあえて無視します。
最初の10球くらいは投手も苦労しますが、徐々に球筋が変わってきます。その変化に最初に気づくのはキャッチャーです。ミットからポロポロボールを落とし、中には怖いといって逃げるキャッチャーもいる程です。
投げた変化球がバットの芯を外れ、バッターが戸惑う姿を観るとピッチャーは俄然その気になって練習するものです。ど真ん中を投げても打たれないことが分かると、思いっきり腕を振ることができます。するとボールスピードが早くなり、変化の幅が大きくなるという相乗効果がでるのです。
変化球とはピッチャーの意思決定で投げるものです。打たれた場合は自分の責任なので反省と次の対策を考えますが、たまたま投げたボールがバッターを抑えたり、打たれた場合は深く考えないでしまうものです。
自分の意思決定が試合を大きく左右することが分かれば、誰もが自ずと練習をするものです。
これは人生も同じですね!
代表取締役 石川シュウジ